こんにちは、かずMRです!!

ねえねえ、かずMRって家賃かかってるの?



2~3万円ぐらいかな?



ウソだ~、こんなに家広いのに??



うん、ほとんど会社が出してくれてるからね



えぇ!!そんなことあるの!?
僕の小屋代も払ってくれないかな…。
製薬会社の福利厚生って実際どうなの?
転職サイトや就活口コミサイトでよく見かける「福利厚生が手厚い」という言葉。
特に製薬会社はその代表格とも言われています。
製薬業界は他業種と比べて福利厚生が充実していることで知られており、従業員の満足度も突出しているんですよね。
ある調査では製薬会社社員の福利厚生満足度は50%をこえていて、
医療機関や医薬品卸は約30%の満足度なので、
同業界と比較しても大きく上回っているようです。
またグローバル展開する製薬企業が多く、海外水準の労働環境や柔軟な働き方制度(在宅勤務やフレックス、カフェテリアプランなど)の導入を進めいて、従業員の健康・生活を守る企業文化も相まって業界全体として福利厚生が手厚い傾向があるんですよね。
実際、製薬業界は「福利厚生はかなり充実しており恵まれている」と評価されることが多く、
転職市場でも人気業種となっています。
私もかれこれこの業界に10年おりますが、
申し訳ないですほかの業界の福利厚生の状況を見比べると、
正直、製薬業界から出たいとは思えなくなってしまうのです。
もう、依存状態ですよね。
ではなぜ、製薬業界は福利厚生が充実しているのでしょう。
製薬業界はなぜ福利厚生が充実しているのか?
業界全体が高収益・高単価
医療制度の枠組みの中で安定した利益が確保できるので、社員への還元に余裕があるんですよね。
業界の高収益・高単価である仕組みをこの記事で解説しています。


優秀な人材を囲い込むための競争
人手不足が叫ばれる昨今では、優秀な人材を獲得するための競争が激しさを増しています。
製薬会社も例外ではありません。
私の会社の人事も言っていたのですが、最近どの会社も年収や福利厚生、インセンティブが手厚く良い人が持っていかれてしまって、採用も難しくなっているとのことでした。
なので、各社こぞって福利厚生の条件を良くして、優秀な人材を呼び込もうとしているわけですね。
他業界と比べてどうなの?製薬業界の“勝ってる”点
では、ほかの業界と比べてどうなのかと疑問に思って調べてみましたが、
企業によって差が大きいのであまり参考にはならないかもしれませんが、だいたいこんな感じでまとまりました。
業界名 | 平均住宅補助 | テレワーク | 退職金制度 | 育児支援制度 |
---|---|---|---|---|
製薬業界 | 月8〜12万円 ※会社によっては家賃の7~8割補助 | ◎(全国対応) | あり(確定給付型多し) | 育休取得率高め |
商社 | 月10万前後 | △ | あり(変動) | 男性育休は進行中 |
IT企業 | なし〜一部補助 | ◎ | 退職金なしが多い | フレックス制度が中心 |
飲食・小売 | 少ない | × | ほぼなし | 制度はあるが使われてない |
特筆すべきはやはり住宅補助でしょうか。
月8~12万円と書きましたが、これはあくまで平均的な額であって企業によっては家賃の7~8割を補助する会社もあります。
なので東京に在住している同期は毎月20万円以上の家賃補助を得ています。
これだけで、年収が実質200万円以上UPですよね。すごい。
テレワークは担当の施設によってかなりばらつきはあります。
訪問できず、フルリモート施設もあったりします。
それは、それで訪問件数を追われるので厳しかったりもするのですが。
退職金だったり、育休に関しては会社によりけりですが、
体感としてかなり恵まれた環境にいると思います。
転職希望者が見るべき“福利厚生”ポイント3選
- 住宅補助がどのくらい出るのか
- 日当はあるのか
- 退職金制度の有無(確定給付 or 拠出)
- 男性育休の取得実績&実態(制度だけでなく“取れるか”)
- リモート勤務の可否と頻度は
- 私用で営業車が使えるか
この辺りを確認しておけば、大きくハズレを引くことはないでしょうね。
一度、これらの福利厚生を経験すると、この業界から抜け出せなくなります。
制度の“手厚さ”は、働きやすさに直結する
「どうせ年収でしょ」と思いがちな転職先選び。
でも実際は、福利厚生の中身で年200万円以上の差が出ることも。
この辺りは、MRという仕事をちゃんと把握した転職エージェントを見つけることが、
本当に重要になってきます。
そのあたりも、追々まとめていきたいと思います。
今回は、ざっくりと製薬業界の福利厚生について解説しました。
次回はもう少し詳しく【住宅補助】にフォーカスして深掘りします!
では、また!
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