新人MRにとって、最初の3か月はまさに「営業人生の土台」。
ここでどんな行動を積み重ねたかが、半年後、一年後に大きな差となって現れます。
- 何から始めたらいいかわからない
- 訪問がうまくいかずに落ち込んでいる
- 正解が見えず、とにかく焦る…
そんなあなたに届けたい、あのときの自分に教えたかった5つの行動をまとめました。
目次
1. 徹底的に「人を頼る」|最速で成長するための同行・出稽古の活用法
新人MRがまず持つべき武器は、「人を頼る力」です。
- 上司や先輩に遠慮せず同行をお願いする
- 担当外のエリアにも出稽古のつもりで同行させてもらう
- 訪問前には「訪問先情報」や「ゴール」を共有しておく
同行は“丸投げ”ではなく“学びの時間”として設計しましょう。
2. 顔を覚えてもらうには「質より量」|訪問回数で信頼されるMRになる
営業活動の原点は「認知」。
最初のうちは内容よりも、「まず覚えてもらうこと」が大切です。
- ネタがなくても顔を出す
- 挨拶だけでもOK
- 門前薬局や駐車場などもチャンスにする
数をこなすことでしか、信頼の土俵には立てません。
3. 聞かれたときに答えられる準備をする|即答力で“信頼MR”への第一歩
MRとして、「この薬、副作用どれくらい?」と聞かれたときにどう対応するか。
その瞬間が“信頼を得るタイミング”です。
わからないのは当たり前。大事なのは、その後の対応。
- 翌日までに正確な情報を届ける
- 上司や先輩と何度もロールプレイを重ねる
- 同期とも練習して“口に馴染ませる”
「ロープレが下手な人で、現場がうまい人はいない」
この言葉を胸に、準備しましょう。
4. 訪問記録を“資産”にする|経験を“虎の巻”に変える記録術
私自身、新人時代にノートへ記録を付けていました。
今ではOutlookの予定に【記録】○○先生と付けて残しています。
- どんな内容を話したか
- 医師の反応・表情・間合い
- 次に話したいこと、質問された内容
これらはすべて、将来の自分を助ける“資産”になります。
記録は“未来の自分へのアドバイス”。営業力は記録で磨かれる。
5. 仲間を作る|新人MRこそ築きたい“情報と支え”のネットワーク
1人で抱え込まないこと。これはMRの鉄則です。
- 同期・支店・他社のMRとも積極的につながる
- 医師の情報、エリアのイベント、先生の感触などを交換し合う
- 「かずMRの薬、ついでに紹介しておいたよ」なんてことも本当にある
MRの評判は、医師の耳にも届きます。
変なプライドは捨てて、信頼と情報のネットワークを築きましょう。
【まとめ】結果はあとからついてくる。今は“積み上げ”のとき
焦らなくて大丈夫。
今は「正しい方向に、地道に行動すること」がなによりも重要です。
この5つの行動を続けていけば、
1年後には“自分だけの営業スタイル”が自然と出来上がっているはずです。
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