MRという仕事に興味を持ってくれてありがとうございます。
いざ、MRになろうと思ってもまず就職活動で内定を得なければ当然ながらその先には進めません。
しかし、現在の製薬会社の内定率は非常に低く、競争率もハンパではないです。
私の今務めている会社も、内定をいただいたとき、当時の人事に聞きましたが倍率は200倍を超えていました。
ほかにも御三家といわれる製薬会社といくつかの大手外資系の製薬会社の計5社からありがたいことに内定をいただきました。
そんな厳しい競争の中で勝ち抜くためには、人よりも工夫して、使える道具は全部使いたいものですよね。
そこで今回は、私が実際に就活の際に利用したサイトとこれから使いたいツール3選を紹介したいと思います。
みん就|就活生の掲示板
このサイトは言わずと知れたサイトなので説明も不要かと思いますが、一応解説します。
正直この「みん就」に登録すれば、周りとの差が一気に開くと思います。
このサイトは要するにカンニングサイトみたいなもんです。
具体的には以下の3つの機能があります。

①掲示板
就活って結構孤独との闘いなんですよね。
同級生も自分の就活に必死なので、インターンだったり面接内容など有益な情報をあまり共有してくれないんですよね。
だけど、この掲示板には同じ会社を受けようとする多くの仲間がいます。しかもリアルタイムで選考の状況が書き込まれるので、有益な情報を見落とすことも少なくなります。
私は、この掲示板で製薬会社のインターンがどこでやっているか探し何とか申し込みに間に合いました。
製薬会社のインターンの情報は大手サイトの掲載は少なく自社のHPで掲載していることがあり気づきにくいんですよね。

最終面接の前日なんかには、掲示板で数少ない通過者と対策を夜な夜な掲示板で話し合ったものです。
②志望動機
就活を始めるとまず必須なのがES(エントリーシート)の提出だと思います。
このサイトでは、過去の内定者が実際に書いたESを閲覧することができます。
ESをいろいろな会社に提出しても通過するものもあれば落選することも多々あるかと思いますが、
一番の問題はなぜそのESが通過したのか、落選したのか、その理由がわからないことです。
通過しているのであればよいのですが、落選が続くと自己嫌悪に陥ってしまいますよね。
そんなときにこのサイトを見れば、「ああ、通過するESはこう書いてるんだ。マネしてみよう。」となり、
ESの書き方のコツをつかむのが早くなります。
③選考面接体験記
これがすごい。もうほぼカンニングみたいなもの。
選考に携わっている人事の方々って、新卒採用以外にも多くの仕事をかかえているんですよね。
だから、毎年毎年新卒採用のグループディスカッションや面接の内容を刷新することはせず、内容を使いまわすことが多いです。
私が入社した製薬会社は、昨年度のグループディスカッションと全く同じ内容でした。



「あ、これ進〇ゼミでやったやつだ!」的な感覚に陥りましたね。
これを見てる見てないで雲泥の差が付きますよ。
Openwork|玄人たちの口コミツール


続いては、openworkです。
このサイトは主に中途採用向けのサイトになるのですが、企業研究や情報収集するにはビジュアル的にも非常見やすく重宝していました。


このサイトでは、転職者が無料で情報を見る条件として自分が勤めている会社の情報を入力しなければならず、必然的にリアルな情報が集積しています。(2025年5月現在:1900万件の口コミあり)
そして何より、「この会社を出て転職したい!」という人の投稿ばかりですので、必然的に会社の悪い点も赤裸々に公開されています。
新卒の方にとっては、最初の1社目が今後の人生を大きく左右します。
このサイトで、会社の良い面も悪い面もしっかる見ることでリスクヘッジになること間違いなしです。
ChatGPT|超万能AIツール


最後に、やっぱりコレ。ChatGPTです。
私が就活生の時はもちろんこんな便利なツールはありませんでした。
当時これがあれば間違いなく活用し倒してましたね。
当時、ChatGPTがあったらどのように活用していたか考えてみました。
① 企業研究
まずは企業研究ですね。
HP以上の「中の情報」を探し出すためにも的確な質問が必要になってきます。
例えば、
「○○株式会社について、近年の成長戦略・業界内ポジション・将来性について、学生でもわかるように教えてください」
このように具体的かつ、自分の言葉に落とし込めるように情報を簡潔にまとめてもらいます。
こうすることで、HPに乗っているありきたりな情報だけでなく、もっと俯瞰した情報を得ることができるはずです。
② 自己分析
続いて、自分の経験から強みを言語化です。
自己分析は私も苦手で大学のチューターや同級生、果てには母親に「私の短所と長所を教えて」と恥ずかしがりながら聞いて回ったことを覚えています。
今思うと、めちゃくちゃその人のバイアスがかかりますし、そもそも自分のことを自分以上に知っている人など存在しません。
要するに、答えは自分の中にあるのにその答えを言語化する能力がないのです。
そんなときAIは言語化の最強ツールです。
使い方の例:
「大学時代に〇〇のアルバイトで新人教育を担当していました。これを自己PRにつなげるにはどう表現すればいいですか?」
などより自分の経歴やパーソナリティを詳細に書くことによって、自分では気づいていたけど言語化できなかった部分を言語化してくれます。
③ エントリーシート(ES)添削
当時私もESで何度も落とされて、大学のチューターに何度も添削してもらい泣きながらESを書いていました。
ここでもChatGPTの出番です。
使い方の例:
「あなたはプロの人事担当者です。人事の目線で、以下のESを改善してほしい。読みやすく、説得力を持たせたいです。〜(本文)〜」
こうすれば一発できれいなESシートの出来上がりです。



あの時、ChatGPTがあればと書きながら何度も思いました…。
④面接対策
最後に面接対策です。
想定質問と回答をロールプレイしてもらうことで本番に近い厳しい質問ももらえて練習になります。
使い方の例:
「あなたは面接官です。私に自己紹介を求めてください。私が答えたらフィードバックをください」
私も実際に今使って試してみましたが、緊張感を持った練習ができます。
答え方に対してフィードバックもしてくれるので、一人でも改善が進みます。
また、先ほど紹介したみん就に掲載されている面接時の質問を具体的に情報として入力するとさらにリアルな面接官の出来上がりですね。



時代の進化ってすごい…。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
わたしが就活生だったころは、ChatGPT以外の『みん就』+「openwork」の2つで乗り切りました。
これで内定を5つももらえたのですから、間違ってはなかったんだと思います。
結局、重要なのは使うツール以上に、大学生時代に何を考えてどう過ごしてきたのか。これが一番重要なことです。
どんなに口下手でも、製薬会社の人事は「人を見るプロ」です。
中身のない人間なぞ、一目でわかってしまうことでしょう。
だからこそ、今を全力ですごしてください。あなたの未来を心から応援しています!
では、また!
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