【現役MRが徹底解説】社内ロールプレイ攻略法|評価が安定する“循環型6ステップ”とは

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こんにちは、かずMRです!!

社内ロールプレイって、実践より緊張しませんか?

相手がドクターよりやりづらい。

手の内は全部知られているし、設定は現実と少し違うし、

「今日はうまくできた」「今日は最悪だった」が激しくブレる。

正直、私は長年MRをやってきて、このロールプレイって苦手だった期間長いんですよね。

だから、結構この社内ロールプレイに苦しんでる人も意外と多いと思うんです。

そこで今回は、私が社内ロールプレイの苦手を克服した方法を書いてみようと思います。

たまに途中で固まってる人いるよね…。

ああ、あれ見ると心が苦しくなるよね

目次

ロールプレイってそもそも意味あるの?

はっきり言います。

“ロールプレイが苦手なのに実際の面会が上手い人”をほぼ見たことがありません。

やっぱりロープレが上手い人は、実践も上手い。

なぜなら、実際の面会もロールプレイも”ある法則”に従ってすすめられてるんですよね。

これを理解すれば、誰でも安定して評価を取れるし、

実践でも“使える筋力”がついてくる。

今回は、私自身が何度も失敗・成功を繰り返しながら辿り着いた

「社内ロールプレイを攻略し、実践でも強くなる方法」

をまとめました。

ロールプレイの核心にある“循環型の流れ”

ある時ふと気づいたことがあります。

ロールプレイの上手い人には、ある共通の流れがあったんです。

それがこちら:

  1. ニーズ抽出(聞く)
     ⇩
  2. 解決策の提示(示す)
     ⇩
  3. ミニクロージング(確かめる)
     ⇩
  4. 隠れたニーズの抽出(深める)
     ⇩
  5. 再度解決策の提示(補完する)
     ⇩
  6. 最後に大クロージング

──ですが、ここが最大のポイントです。

実際の会話では STEP3 → STEP4 → STEP5 が一方向に進むわけではなく、ミニクロージングを起点に何度も循環します。

つまり、

  • STEP3で確かめる
     → 新しいニーズが出る
  • STEP4で深掘りする
     → 解決すべき点が明確になる
  • STEP5で補完策を提示する
     → その案が本当にフィットしているかまたSTEP3に戻る

この 3→4→5 の循環サイクル を何度か回しながら、
医師の判断軸・患者背景・治療方針の“最適解”に近づいていく──

▼今回この循環型6ステップを画像にまとめてみました▼

これが、まさに “黄金フロー” であり、

ロールプレイの絶対的成功パターンであると長年の経験から思うのです。

実践でも話がうまいな~と思うMRは、全員これを無意識でやっているんですよね。

逆にロープレが苦手なMRは、この流れが”直線的”になっています。

そこで私はこの流れに名前をつけました。

《循環型 6ステップフレーム》

あれ?あんまりかっこよいフレーズではないですか?

まあ、それは置いておきまして、

これについては後ほど詳しく解説します。

その前に、まずは“直線型ロープレの失敗例”からみていきたいと思います。

”直線型”で大失敗?ロープレの失敗例

皆さんも、このような流れを経験したことがあるのではないでしょうか?

① ニーズを浅く聞くだけ

「この治療どうされていますか?」
「どの部分でお困りですか?」

せっかくニーズを聞いているのにそれに対して、

そうなんですね!だけで大して深堀もせず、こちらの想像で急にパンフレットを開きはじめて

的外れな回答をしてしまう。

もう一歩深く掘り下げることで見えてくることもあります。

② すぐに資料を出す

①の内容と似ていますが、早々にパンフレットを開いてしまう。

判断軸を掴んでいないのに提案へ直行。そして、ただの紙芝居へ…

これは本当に多いパターンではないでしょうか。

③ ミニクローズがない

永遠とパンフレットの内容を話して、

これいつ終わるの?っていうことありません?

そういう方は、このミニクローズがないんですね。

後で詳しく記載しますが、途中で先生に今お伝えしていることが

先生のニーズに合致しているか勇気を出して確認することが重要です。

④ ニーズとズレた回答をする

すべての失敗は、ここが起因していると思います。

求めてもいないデータをつらつらと話されるのは誰だってつらいです。

⑤ 時間切れでノークローズ

時間管理ができずに、途中でゲームオーバー。

忙しい医師に対してはこの時間管理がかなり重要です。

クロージングのないディテールは、

具のないラーメンみたいなもんです。

・・・ん?

まあ、ともかくロールプレイが苦手なMRは

直線的=話が一方向に進むため、会話が噛み合わない。

循環型のMRとの最大の違いは、

「確認 → 深掘り → 補完」の往復が存在しないこと。

これを理解するだけで、ロープレの質は劇的に変わりますよ!

《循環型ロールプレイ 6ステップフレーム》の解説

それでは、いよいよ循環型ロールプレイ6ステップフレームについて解説していきます!

✔ STEP1:ニーズ抽出(聞く)

医師から“事実”を聞くだけではなくそこから、

判断軸・迷い・困りごと を聞き取り察する。

  • 何に迷っているか
  • どの症例で困っているか
  • どの薬剤と比較しているのか

ここが浅いと提案がズレます。

まずは“医師の判断の分岐点”を理解しましょう。

ここは、ロールプレイの事前の設定に記載されていることも多いので、

ちゃんと事前に細かく目を通しておきましょうね。

✔ STEP2:解決策の提示(示す)

ニーズ=課題の“構造”に合う情報を提示します。

  • ガイドライン
  • 自社資料
  • 文献(MSL経由)

提案がズレると評価が一気に下がる。

だからSTEP1が重要なんです。

でも、ここまでは誰だって今までも出来ていたと思います。

重要なのはココからです!

✔ STEP3:ミニクロージング(確かめる) ※ここが命

ロープレが上手い人は必ずここを通ります。

  • 「こちらのデータは先生の求めてる回答になりますか?」
  • 「このデータを見て、今回の患者さんには合いそうですか?」
  • 「他に気になる点はありますか?」

これです!これ!

途中で一度、データを示し先生のニーズと合致しているか確認!

これって結構怖い作業ですよね。

だって、ズレていたら慌ててしまいますし、

予想外な反応が来るかもしれません。

でも、これがないと情報の垂れ流しになります。


ここで、提示したデータの感想やニーズの深堀を行うことで一方的な情報提供を回避できます。

✔ STEP4:隠れたニーズ抽出(深める)

ミニクローズで返ってきた情報をヒントに深掘ります。

  • 患者が治療負荷を気にしている
  • 家族の希望が強い
  • 術後の状態に不安
  • 教授の方針
  • 外来の時間制約

深い情報はミニクローズを経由しないと絶対に出ません。

✔ STEP5:再度解決策提示(補完)

深掘りで得たニーズに合わせ、提案を精密化。

  • 副作用マネジメント
  • 治療負荷の軽減
  • 観察ポイント
  • エビデンス裏付け
  • 代替案

ここで使う資料はSTEP2とは別ページになるはずです。

おそらくstep1の時より深いニーズを聞き取れているので、

先生に響く可能性が高くなっていると思います。

そして、この後時間があれば、再度ミニクロージングを行いますが、

時間がなければ大クロージングに進んでください。

✔ STEP6:大クロージング(まとめる)

大クロージングでやるべきことはたった2つ:

① 循環で聞き出したニーズを “整理して並べる”

例)

  • 「術後の状態が不安定であること」
  • 「患者さんが副作用を非常に心配されていること」
  • 「ご家族が治療負荷を気にされていること」
  • 「方針決定まで時間が少ないこと」

医師の困りごと・判断軸を丁寧に並べ直します。

医師役は自然と

「このMR、自分の話を理解している」

と感じます。

② 医師・患者が重視していた点を“情熱を持って押す”

情報の整理だけでは足りません。

最も重視していた価値観に寄り添い、支えるように押す。

  • 「副作用管理を最重視されていた点から考えると、〇〇は患者さんの不安軽減に最も寄与できると思います。」
  • 「患者さんのQOL重視の希望からみても、△△は選択肢として非常に相性が良いと感じました。」
  • 「術後の不安定さを踏まえると、□□の治療負荷の低さは今回フィットすると思います。」

ポイントは

“提案”ではなく “伴走者として背中を押す” こと。

技術だけでもダメ。

精神論だけでもダメ。

あなたが循環の中で拾った

  • 医師の迷い
  • 患者の背景
  • 家族の希望
  • 治療上の制約

これらを一本の線にして渡す。

これが私の考える最後のクロージングです。

循環型で話す人=ロープレ強者

それでは、あらためて

ロールプレイのうまくいかないパターンと成功確率の高いパターンをまとめてみましょう!

うまくいかないパターン:

①聞く → ②出す →(固まる・一方通行) → 時間切れ

成功確率の高いパターン:

①聞く → ②出す → ③確かめる → ④深掘り → ⑤補完 → 循環 → 大クローズ

この循環こそ、ロールプレイの神髄です。

+αの要素

「患者さん目線」を入れると、医師とMRは“タッグ”になる

医師とMRは視点が違います。

  • MR:どう自社品を使ってもらうか
  • 医師:目の前の患者をどう治療するか

このズレが対立構造を生んでしまうんですよね。

しかし、MRが患者さんの価値観に触れる質問をすると、

一瞬で関係が“チーム構造”に変わります。

患者視点の黄金質問

  • 「今回の治療を患者さんはどう受け止めていますか?」
  • 「ご家族が気にされている点はありますか?」
  • 「副作用と治療効果、どちらを重視されている印象ですか?」

この質問はロープレでも実践でも私自身多用します。

この質問で医師と同じ方向を向いて話すことができるはずです。

「演技力=人格の再現性」である

“演技力”と聞くと、

派手な振る舞いのことと思われがちですが、違います。

演技力とは、“普段の自分を緊張下でも再現できる力”。

ロープレでは

  • 丁寧さ
  • 誠実さ
  • 落ち着き
  • 雑さ
  • 喋りの癖

すべてが“素の自分”として露骨に出ます。

これは日ごろから意識的に

  • 落ち着いたトーン
  • 丁寧な聞き方
  • 患者ファーストの姿勢

を意識すると徐々に改善できると思います。

ロープレ達人への道は日々の積み重ねですね。

まとめ|ロールプレイは“循環”が勝ち筋。実践も同時に強くなる。

今回のポイントは以下の通りです。

  • ロープレは「直線型」ではなく「循環型」が正解
  • ニーズ → 提案 → ミニクローズ → 深掘り → 補完 → クロージング
  • 患者視点を入れると、医師とMRが“味方同士”になる
  • 演技力=人格の再現性
  • ロープレ筋力は、そのまま実践の強さに直結する

実はこの“循環型6ステップ”は、

そのまま実践でも活きてきます。

まずは、この《循環型ロールプレイ 6ステップフレーム》を習得して、

この型から飛躍していってください。

きっと、相手に寄り添った良いMRになれるはずです。

では、また!

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