【MR初心者向け】開業医との信頼構築に悩んでいた頃の自分へ
──あのときの全力は、間違っていなかった
結果が出なくて、毎日焦っていました。
あの頃の私は、とにかく必死だったのです。
新人にしては珍しく、全国的にも名の知れたKOLの先生を担当することになりました。
まわりを見渡せば、他社の若手MRたちが、そつなくエリアをまとめている。
開業医の先生たちは、行事や飲み会が大好きで、診療も深夜まで。
深夜1時に面会が始まるなんて日も、今では信じられないかもしれないが本当にありました。
そんな環境で、がむしゃらに動き回った。
身体を壊すこともあった。
「もっと早く結果を出さなきゃ」「上司に認められなきゃ」
そんな焦りに飲み込まれていました。
──今、あの頃の俺に、たった一言だけ伝えられるとしたら、こう言う。
「その全力は、間違っていない。」
初めて担当したのは、全国でも有名なKOLだった
最初に任されたのは、全国的にも有名なKOLの先生。
当時は「失敗できない」「失望されたくない」というプレッシャーしかなかったです。
しかもエリアは特殊で、夜中の1時に「今から面会できるよ」と言われる日常。
そんな中、他社MRの先輩たちは涼しい顔で結果を出していました。
「なんで俺だけ、こんなにうまくいかないんだろう」
──焦りの種は、もうこの時点で芽を出していました。
焦りの正体は、「周りを気にしすぎる自分」だった
成果が出ていないこと、
上司の視線、
他社との比較──
それらが確実に俺を追い込んでいたのです。
無理してスケジュールを詰め込み、
体調を崩しても「休んだら負け」と思っていました。
今思えば、完全に“自分のペース”を見失っていました。
空回の原因だった行動
市場規模や顧客優先順位は後回し。
「全部の医師に好かれたい」「処方がないのは自分の責任」
そんな思い込みで、全方位にエネルギーを注いでいました。
深夜の訪問、翌朝にはまた活動開始。
限界を超えても「まだできるはずだ」と、自分を追い詰めていました。
でも今なら分かる。
それは努力じゃなくて、ただの空回りでした。
今ならあの頃の俺に、こう言う
「その全力は、間違っていない。」
今の私がここにいるのは、
あのとき全力で走った“お前”がいたからだ。
ふと迷ったとき、
心が折れそうなとき、
その全力が私を支えてくれる。
──お前は、絶対にデカくなる。
焦りと努力は、無駄じゃなかった
あの頃の焦りも努力も、全部意味があったと今では思います。
噂は広がり、
開業医の先生からも「お前、最近頑張ってるな」と声をかけられるようになったりもしました。
MRの世界では、“頑張ってる奴”は確実に見られている。
焦りながら走った日々も、
空回りしていた日々も、
間違いなく“力”になっていたとおもいます。
まとめ:焦るのは成長したい証拠
焦るのは、できない自分を認めたくないから。
でも、それは「成長したい証拠」でもある。
空回りでもいい。
不器用でもいい。
とにかく走り続けろ。
お前の全力は、未来の自分の“軸”になる。
そして、未来の俺もまた、全力で走ってる。
──だから、大丈夫だ。
最後に伝えたいこと
今だからこそ、はっきりと言えます。
私は、空回りから脱出できた。
でもそれは、ある“転機”があったから。
具体的にどう変わったのか?
どんな行動をしたのか?
そのあたりは、次回の記事でじっくり書いていこうと思う。
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次回予告
次回は、
「空回りから抜け出したキッカケ」と
「信頼構築の転換点になった行動」について書く予定です。
引き続き、読んでもらえたら嬉しいです。
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